ビクトリアフォールズ

朝日に照らされるビクトリアの滝と水煙(ジンバブエ側)

アフリカ南部、ザンビアとジンバブエの国境を流れるザンベジ川にかかる世界最大級の滝・ビクトリアの滝。
幅約1.7km、落差100mを超える断崖から大量の水が流れ落ち、立ちのぼる水煙は遠く離れた場所からも見えるほど。現地では「モシ・オ・トゥニャ(雷鳴の轟く水煙)」と呼ばれる、地球の力を全身で感じられる絶景です。

ビクトリアの滝ってどんな場所?

ジンバブエ側とザンビア側の両方から見ることができ、滝の大部分を正面から一望できるのがジンバブエ側、滝の縁まで近づける迫力が魅力なのがザンビア側。ユネスコ世界自然遺産にも登録されています。

水量が多い時期は水しぶきに虹がかかり、満月の夜には月明かりでできる「ムーンボウ(月の虹)」が現れることも。乾季には滝の縁の天然プール「デビルズプール」で泳ぐという、ここでしかできない体験も待っています。

ギャラリー

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ベストシーズン

滝の表情はザンベジ川の水量で大きく変わります。「何を見たいか」で時期を選ぶのがポイントです。

時期水量見どころ
2〜7月
(ピークは3〜5月)
多い轟音と水煙が最大級。虹が出やすい。ただし水しぶきで滝の全景が見えにくいことも
8〜1月少ない岩肌まで見渡せて写真向き。デビルズプールやラフティングはこの時期。ザンビア側は水が減ることがある

迫力も景色も両方楽しみたいなら、水量が落ち着き始める6〜7月がバランスの良い時期。雨具(ポンチョ)とカメラの防水対策は一年中必須です。

行き方

日本からの直行便はなく、香港・シンガポール・中東などを経由して南アフリカのヨハネスブルグへ。そこから空路約1時間45分で、ジンバブエ側の「ビクトリアフォールズ空港」またはザンビア側の「リビングストン空港」に到着します。乗り継ぎを含め、片道およそ20〜30時間が目安です。

  • ザンビア:日本のパスポートなら観光目的の短期滞在はビザ不要
  • ジンバブエ:空港や国境で到着時にビザを取得
  • 両側から見たい場合:2国を行き来できる「KAZAユニビザ」(50米ドル)が便利

両国の入口は「ビクトリアフォールズ橋」でつながっていて、徒歩で国境を越えることもできます。ビザや入国条件は変更されることがあるため、渡航前に外務省「海外安全ホームページ」で最新情報を確認しましょう。

費用の目安

項目目安
入場料(ジンバブエ側)58米ドル
入場料(ザンビア側)20〜30米ドル程度
KAZAユニビザ50米ドル
ヘリコプター遊覧150〜300米ドル程度
日本発ツアー(5〜8日間)約30万〜80万円(時期・内容による)
※2026年10月時点の情報。料金は変更されることがあります

ジンバブエ側の入場料は2026年に値上げされました。現地は米ドル現金が基本なので、少額紙幣を多めに用意しておくと安心です。初めてなら、チョベ国立公園のサファリなどと組み合わせた添乗員付きツアーが効率的です。

現地の名物:サザ(ンシマ)

肉や青菜とトウモロコシ粉の主食を盛り合わせた南部アフリカの家庭料理
南部アフリカで親しまれるコーンミール料理のイメージ(写真:Luiz Henrique Mendes/Pexels)

白いトウモロコシ粉をお湯で練り上げた主食で、ジンバブエでは「サザ」、ザンビアでは「ンシマ」と呼ばれます。ひと口分を手で丸め、肉の煮込みや青菜の炒め物、ソースにつけていただくのが現地流。素朴でもちっとした食感は、滝で冷えた体にうれしい腹持ちの良さです。ビクトリアフォールズの町のレストランでも気軽に味わえます。

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